セラピスト紹介
デスクワークの会社員からセラピストへ
体調と心の状態は分かちがたくつながっている――長年普通の会社員として働く中で、年齢とともに強く感じたのは このことでした。
病気でもないのに、なんとなく体がだるい、疲れがとれない、といった状態
が続くと、精神的にも余裕がなくなり、気持ちに明るさがなくなっていきます。
すると体も重く、硬くなってくる。
そんなときでも、ちょっと体を動かしたり、なんらかのケアをするうちに
意外と元気が出てきて前向きな気持ちや行動へと方向転換できる。
そういう経験のある方も多いのではないでしょうか。
私自身、生活にアロマテラピーを取り入れたり、人の温かな手で硬くなった体を
ほぐしてもらうことで、身体のリフレッシュだけでなく、心も喜びを感じ、その結果、
日々の心身の状態にもっと目を向ける余裕が出てくることを経験してきました。
自分の手でも、自身や身近な人たちをひとときでも心地良くできたら楽しいかも、と、
まず学んだのはリフレクソロジー。足裏にある体の臓器・器官の反射区を丹念に押す
ことで、体調が良くなり精神的にも癒されるリフレの奥深さに魅せられましたが、
30代始めのその頃、まだそれを仕事にするという考えは浮かびませんでした。
しかし、それから数年して、ハードな勤務に頭がいつもパンパンになっているような
状態が続き、「疲れた」と感じながら、自分の身体そのものに目を向けケアしたほうが
いい、ということを思い出せなくなっていました。あまりに頭に偏った生活をしすぎた
ようです。
そんな日々を続けることに疑問を感じ、悩んだ末、長年のオフィスワークから離れることを
決意。「自分の身体を癒したい、身体の仕組みや働きをもっと知りたい」という無意識の
感覚のようなものに引っ張られるようにして、整体やカイロプラクティックなどさまざまな
ボディワークと、解剖学や生理学、東洋医学も学べる専門学校に入学しました。
ここでの勉強を通じて、以前、「身体のケアをすることで精神的にも余裕が生まれ、自分や
周りをより大事にできるようになる」と感じたことをさらに実感し、人間の体の仕組みに
ついてもっと知識を深めたい、心身を癒す手技を会得して仕事にしよう、という気持ちが
固まっていきました。
「アンソレイユ」オープンへ
卒業後は、アロマやリフレクソロジーのサロン、整体や骨盤調整の施術院などに勤務し、男女問わずさまざまな年齢のお客様への施術を経験、サロン運営業務についても学びました。
また、勤務のかたわら、整体やアロマテラピーを始めとするボディワークのセミナーや
勉強会に継続的に参加し、技術や知識の幅を深め、広げてまいりました。
その中で、女性が日常を心身ともに健やかに過ごし、その方本来の美しさがお肌や姿勢、
体型にも反映されるようにするには、老廃物の滞りを流し、代謝を上げて「めぐりの良い
身体」へと導くことが重要だと強く実感。それを実現できる施術を目指し、2012年に
「アンソレイユ」をオープンしました。
整体の手技に血行やリンパの流れを十分に促す技術を取り入れ、さらにリフレクソロジーや
骨盤・股関節の調整を加えた独自のトリートメントをご提供しています。
また、強く押す・揉むを繰り返す方法では、その時はよく効くように感じても、
かえって筋肉を緊張させて硬くしてしまうことが多いことを経験とともに
実感し、現在では「優しく触れ、揺らし、深い呼吸を促す」ことで全身を
ゆるめ、揉み返しの心配なく、リラックスしすっきりした姿勢へと導く施術を
中心にさせていただいております。
また、アロマトリートメントにおいても、リラックス感をご堪能いただくことに加え、
筋肉・関節・神経の緊張をダイナミックに解放することを目指し、強さではなく「深さ」を
重視した手技で、お客様のお身体に話しかけるように施術することを心がけております。
看板も出していないマンション内のサロンですので、初めての方はちょっと行きづらいな、と
お感じになるかもしれませんが、ご興味をお持ちいただけましたら、まずはどうぞお気軽に
お問合せくださいませ。
数えきれないほどあるサロンの中からアンソレイユを見つけてご予約くださったお客様との
ご縁に感謝し、笑顔で日常に戻っていかれるよう、清潔でくつろげる空間作りと心を込めた
施術を心がけております。
このホームページをご覧くださった皆様とも、新しいご縁が結べますように。
原田 悦子
* 東日本療術師協会会員* ナード・アロマテラピー協会認定 アロマ・アドバイザー
* 日本成人病予防協会認定 健康管理士一般指導員